福岡の海外進出・海外営業代行 |株式会社グロスペリティ

イラスト

無料相談会 受付中!

海外展開をどこから開始すればよいか分からない、 海外での販路を獲得したい、具体的に○○を支援してほしいなど、 まずはお気軽に、無料の相談会を活用ください。 グロスペリティでは、上記お悩みに柔軟に対応させていただきます。

×

アメリカ消費者心理の特徴とは?日本との決定的な違いを徹底解説

日本企業がアメリカ市場への進出を検討する際、最も大きな壁となるのが「消費者心理の違い」です。
商品力や品質に自信があっても、日本と同じ感覚で市場に入ると、思うように成果が出ないケースは少なくありません。
本記事では、アメリカ消費者の心理的特徴と、日本との決定的な違いを整理し、アメリカ市場で成果を出すために押さえるべき視点を解説します。

アメリカ消費者心理の前提|「選ぶ主体は自分」

アメリカの消費者心理を理解するうえで重要なのは、「選択の責任は自分にある」という意識が非常に強い点です。
アメリカでは、

  • 商品選び=自己表現
  • 購入=自分の価値観の反映

と捉えられる傾向があり、「周囲に合わせる」「失敗しない選択をする」という発想は、日本ほど強くありません。
そのため、消費者は自分にとって意味があるかどうかを基準に、商品やブランドを選びます。

日本との決定的な違い

①|「正解」より「納得」

日本の消費行動では、評判が良いことや多くの人に選ばれていること、無難で失敗しにくい選択であることなど、「正解に近いかどうか」が重視されやすい傾向があります。周囲の評価や既存の基準に照らし合わせながら選ぶことで、安心感を得る消費スタイルが一般的です。
一方、アメリカでは、他人にとっての正解よりも、自分自身が納得できるかどうかが購買判断の中心にあります。価格や知名度だけで判断するのではなく、次のような視点が重視されます。

  • 自分の考え方や価値観に合っているか
  • 商品やブランドの背景に共感できるか
  • 自分のライフスタイルに自然にフィットするか

そのため、多少価格が高くても、自分にとって意味のある選択だと感じられれば、購入へのハードルは大きく下がります。アメリカ市場では、「みんなが選んでいるから」ではなく、「これは自分が選びたいものだ」と納得できる理由を提示できるかどうかが、購買を後押しする重要な要素となっています。

②|比較・検討は当たり前

アメリカの消費者は、購入前に

  • レビューを見る
  • 比較サイトを確認する
  • SNSや動画で使用感をチェックする

といった情報収集を前提に行動します。
「説明されなくても分かる」ではなく、説明されて初めて安心して選べるという心理が強いため、

  • なぜこの商品なのか
  • 他とどう違うのか
  • どんなメリットがあるのか

を明確に伝えることが不可欠です。

日本との決定的な違い③|「感情」が購買を後押しする

アメリカ市場では、機能や価格と同じくらい、感情的な要素が購買に影響します。

  • 安心できる
  • 共感できる
  • 自分らしさを表現できる

といった感覚が、「買う理由」として重視されます。
そのため、単なるスペック説明だけでは差別化が難しく、ブランドの考え方や姿勢、ストーリーが重要な役割を果たします。

日本との決定的な違い④|ブランドは「人格」として見られる

アメリカでは、ブランドは単なる商品名ではなく、一つの人格やスタンスを持つ存在として認識されやすい傾向があります。

  • どんな価値観を持っているのか
  • 何を大切にしているのか
  • 社会にどう向き合っているのか

といった点が、消費者の評価軸になります。
一貫したメッセージや態度を持たないブランドは、信頼を得にくい点も特徴です。

アメリカ市場で成果を出すために日本企業が意識すべきこと

こうした消費者心理を踏まえると、アメリカ市場で成果を出すためには、単に商品の良さを伝えるだけでは不十分です。重要なのは、その価値を消費者自身の生活や価値観に結びつけて伝えることです。

機能やスペックを説明するだけでなく、その商品を使うことでどのような体験が得られるのか、どのような安心感や共感、自分らしさにつながるのかといった感情的な価値をあわせて示す必要があります。また、「なぜ数ある選択肢の中でこの商品なのか」という理由を、消費者が自分の言葉で理解できる形で明確にすることも欠かせません。

日本で評価されているポイントをそのまま伝えるのではなく、アメリカの消費者が理解し、納得できる文脈に翻訳して届けることが、アメリカ市場で選ばれるための重要なポイントとなります。

消費者心理を踏まえた成功事例に見る、アメリカ市場での伝え方

実際にアメリカ市場で成果を上げている企業やブランドを見ると、前章で述べた「価値を文脈に合わせて翻訳する」姿勢が、共通して見られます。
ここでは、消費者心理をうまく捉えた実例をもとに、そのポイントを整理します。

体験価値を前面に出した成功例

ある日本発ブランドは、アメリカ市場において商品の機能や技術的優位性を前面に押し出すのではなく、「それを使うことで生活がどう変わるのか」に焦点を当てた訴求を行いました。

例えば、従来は「高品質」「高性能」といった表現で評価されていた商品を、アメリカでは
「日常のストレスを減らす」「毎日のルーティンを快適にする」といった生活者目線の言葉に置き換えて発信しています。
その結果、消費者は商品をスペックではなく体験として理解し、「自分の生活に合いそうだ」と納得したうえで購入に至るケースが増えました。

感情的価値を言語化した成功例

別のケースでは、日本では暗黙の了解として伝わっていた品質や安心感を、アメリカ市場向けにあえて言語化・ストーリー化した事例があります。
製造背景や考え方、なぜその設計に至ったのかといった点を丁寧に説明することで、消費者は単なる商品ではなく、「共感できる姿勢を持ったブランド」として認識するようになりました。

このように、安心感や誠実さといった感情的価値を明確に伝えることが、ブランドへの信頼形成につながっています。

「なぜこのブランドなのか」を明確にした成功例

アメリカ市場で成功している企業は、競合比較を避けるのではなく、「数ある選択肢の中で、なぜ自分たちなのか」をはっきり示しています。
価格や機能での単純比較ではなく、価値観・スタンス・ライフスタイルとの相性といった軸で選んでもらうことで、消費者はそのブランドを「自分の選択」として受け止めやすくなります。
結果として、一度購入した顧客がリピーターやファンへと育ちやすい構造が生まれています。

成功事例から見える共通点

これらの事例に共通しているのは、日本での成功体験をそのまま持ち込むのではなく、アメリカの消費者心理に合わせて価値の伝え方を再設計している点です。

  • 商品の良さを「体験」として伝えている
  • 感情的価値をあいまいにせず、言葉にしている
  • 消費者が自分で選んだと感じられる理由を用意している

こうした工夫が、アメリカ市場で継続的に選ばれるための土台となっています。

アメリカ市場での展開に向けてグロスペリティができること

アメリカ市場では、商品力や技術力そのものよりも、消費者心理を正しく理解し、それを戦略や実行にどう落とし込めるかが成果を大きく左右します。
特に、価値観や購買動機が多様化する中では、「何を売るか」以上に「どの文脈で、どのように届けるか」が重要になります。

グロスペリティでは、まずアメリカ消費者の視点に立ち、商品やサービスが持つ強みや価値を整理します。
日本では当たり前とされている要素であっても、アメリカの消費者にとっては伝え方次第で評価が大きく変わるため、どの価値を、どの言葉で伝えるべきかを明確にすることを重視しています。

その上で、ターゲット市場や消費者心理に合わせたメッセージ設計や訴求軸の構築を行います。
機能や価格の説明にとどまらず、「なぜこの商品なのか」「どんな体験が得られるのか」といった感情的価値や納得感を含めたコミュニケーション設計を支援します。
さらに、グロスペリティの支援はマーケティング施策や営業活動など、実際にアメリカ市場で成果を生み出すための実行フェーズまでを見据え、現実的かつ継続可能な形でサポートを行っています。
こうした一連の支援を通じて、日本企業がアメリカ市場で一時的に注目される存在ではなく、継続的に選ばれ、信頼されるブランドへと成長していくことを目指しています。

まとめ|消費者心理を理解することが、アメリカ市場攻略の第一歩

アメリカ市場で成功するためには、市場規模や最新トレンドを把握すること以上に、消費者がどのように考え、どのような基準で意思決定をしているのかを理解することが欠かせません。価格や機能といった表面的な要素だけでなく、納得感や共感、自分らしさといった感情的な要素が、購買行動に大きな影響を与えています。

日本とアメリカでは、商品やブランドを評価する視点そのものが異なります。その違いを十分に理解しないまま進出すると、たとえ品質や技術力に優れていても、本来の価値が正しく伝わらない可能性があります。だからこそ、日本で評価されている強みをそのまま持ち込むのではなく、アメリカの消費者が理解し、納得できる形に翻訳する視点が重要になります。
こうしたギャップを認識し、消費者心理に基づいた戦略と実行ができたとき、アメリカ市場は単なる挑戦の場ではなく、長期的な成長につながる大きなビジネスチャンスとなるでしょう。

 

EDITOR

監修者

岩﨑 正隆

岩﨑 正隆 / 代表取締役

福岡県出身。九州大学大学院卒業後、兼松株式会社にて米国間の輸出入業務や新規事業の立ち上げ、シカゴでの米国事業のマネジメントに従事。帰国後はスタートアップ企業にて海外事業の立ち上げを経験。自らのスキル・経験を基により多くの企業の海外進出を支援するために、2023年に株式会社グロスペリティを設立。

RELATED POST

関連記事

一覧へ戻る