海外営業の仕事内容とは?やりがいや注意点について徹底解説します!
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海外営業は日本での営業とは違い様々な魅力や注意点があります。この記事を読んでいる方の中には、海外営業をしてみたい方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事で海外営業の仕事内容について詳しく説明をします。
海外営業のやりがいや注意点についても徹底的に解説しますので、ぜひ参考にしてください。
海外営業の仕事内容とは
海外営業の仕事内容は、日系企業に属して、海外を相手に商品やサービスの販売、販路促進などを行う営業のことです。営業の中身に関しては日本で行う営業と変わりませんが、海外を相手にするので、日本の営業とは異なる点がたくさんあります。
海外営業の働き方は主に2つあり、日本にいながら海外の企業に営業をする方法と、海外に駐在し、海外企業に営業をする方法です。
まず一つ目の日本にいながら海外企業に営業する場合は、現地にいる担当者と連携をしながら販売促進をすることになります。また、営業活動だけではなく、契約書の作成などの事務作業も担当するのが一般的となります。
また、日本にいる人たちと現地にいる人たちの調整をするのも主な役割になります。
一方、海外に駐在し海外企業に営業する場合は、日本の本社や支店と連携を行い海外企業に営業するのが一般的な営業の内容になります。
日本で行う海外営業とは違い、現地の人たちは母国語を使うケースや英語で交渉するケースが多いため、語学力も要求されるのが一般的でしょう。
海外営業の主なやりがいは4つ
海外営業にはたくさんのやりがいがありますが、主なやりがいは4つあります。
- 日本とは桁違いのダイナミックな市場に関われる
- 語学力が磨かれる
- 様々な文化の人たちと触れ合える
- たくさんのお金を稼げる可能性がある
海外営業の主なやりがいについてわかりやすく説明をします。
日本とは桁違いのダイナミックな市場に関われる
日本で行う営業活動に関しては、日本人が主な相手となり、日本が市場になるため、ある程度限り・限界があります。
もちろん日本は世界有数の経済大国のため、様々な経験を行うことができますが、やはり海外営業に比べて、市場が小さいのは現実です。
一方、海外営業に関しては、世界を相手に営業活動を行うため、ダイナミックな市場に関われるのが特徴になります。
様々な国の人たちと関わることができ、大きな取引を決められる可能性があるのは、海外営業の大きな魅力になるでしょう。
また、能力によっては、日本の本社に多大な利益をもたらすことができ、インセンティブも期待できるはずです。
語学力が磨かれる
こちらは特に海外の現地で営業をする場合になりますが、海外の現地で営業をする場合、英語やその他の言語を使う必要が多くなります。
日本語以外の言語で交渉をすることで、語学力が磨かれるはずです。
また、最初からある程度の語学力が必要になりますが、実際に海外営業をすることにより語学力が磨かれるのは海外営業を行う大きなメリットになるはずです。
様々な文化の人たちと触れ合える
海外営業を行うことによって、様々な文化を持っている人たちと触れ合える可能性があります。
日本とは異なる生活環境で暮らしているため、全く違う価値観を持っている人たちがたくさんいるはずです。そのような人たちとビジネスをすることによって様々な文化に触れ合うことができます。
様々な文化に触れ合うことで、人間として人回り成長できる可能性があるのも海外営業を行う大きなメリットになるでしょう。
たくさんのお金を稼げる可能性がある
海外営業は日本で行う営業に比べてリスクが高く、求められる能力も高いため、たくさんのお金を稼げる可能性があります。
特にインセンティブがつく営業職で、大きな契約を決めることができれば、莫大な成果報酬を受け取れることができるでしょう。
日本とは桁違いに大きなマーケットになるため、その分、高額な契約をしてくれる取引先もいるはずです。
次に海外で営業を行った場合の主な注意点をご紹介します。
海外営業の主な注意点は3つ
海外営業には様々なメリットがありますが、もちろん注意点もあります。主な注意点は以下3つになります。
- 最初からある程度の語学力が要求される
- タフな精神力が必要
- 自分を主張することが必要
海外営業を行う際の注意点についてわかりやすく説明をします。
最初からある程度の語学力が要求される
海外営業を行うためにはある程度の語学力が必要です。一から勉強するのではなく、既にある程度の語学力が必要となるのが一般的になり、ビジネスとしての用語や言い回しなども勉強する必要があります。
タフな精神力が必要
海外は、日本とは全く商習慣が異なるためタフな交渉がたくさんあり、交渉がうまくいかないことも多々あり、タフな精神力と体力が必要にななります。
また、特に現地で海外営業をする場合、生活習慣に戸惑う可能性も高いので、現地の生活習慣に素早くなれることができる順応性も必要になります。
自分を主張することが必要
海外は、一般的に日本のように自分を抑えるのではなく、どんどん主張する人が多いようです。
自分を魅力的に説明できなければ、海外営業で成功するのは難しいでしょう。日本では周りに合わる事が大切とされますが、海外では結果がすべてとなり、自分の役割を全うし、とにかく自分の主張と結果を常に求めることが大切です。
海外営業を行うために必要な3つのこと
海外営業を実際に行うために必要な3つのことについてまとめました。
- 海外営業ができる会社に就職する
- 英語を始めとする語学力を磨く
- 異なる環境にすぐに順応できる能力
海外営業を実際に行うために必要な3つのことについてまとめましたので、参考にしてください。
海外営業ができる会社に就職する
海外営業を行うためには、実際に海外営業ができる会社に就職する必要があります。
もちろん海外営業を行っていない会社でも、自分で海外営業を行う部署を作れる可能性もありますが、遠回りにはなってしまいます。
もしすぐに海外営業を行いたいのであれば、海外営業の実績が高い会社に就職するのが良いでしょう。
英語を始めとする語学力を磨く
海外営業を行うためには、英語を始めとする語学力を磨く必要があります。
企業によっては語学研修などを行ってくれる可能性がありますが、ある程度の語学力を身に付けておけばかなり有利に働くはずです。
海外営業を行いたい人は英語を始めとする語学力を磨くようにしましょう。
異なる環境にすぐに順応できる能力
海外営業を現地で行う場合、日本とは全く違う環境で生活をしなければならないため、異なる環境にすぐに順応できる能力も必要になります。
どんな環境でもすぐに適応でき、コミュニケーションを取れる必要があるので、タフな精神力を早いうちから身に付けるようにしましょう。
まとめ
今回は海外営業の仕事内容について説明をしました。海外営業は日本での営業活動とは違い、ダイナミックな市場に関われ、自分を成長させられるとても魅力的な仕事です。
しかし、その分、高い語学力やタフな精神力が必要など、事前に持っておくべきスキルもたくさんあります。
ぜひ今回の記事を参考にしていただき、海外営業に興味を持っていただき、スキルアップに努めていただければ幸いです。
監修者
岩﨑 正隆 / 代表取締役
福岡県出身。九州大学大学院卒業後、兼松株式会社にて米国間の輸出入業務や新規事業の立ち上げ、シカゴでの米国事業のマネジメントに従事。帰国後はスタートアップ企業にて海外事業の立ち上げを経験。自らのスキル・経験を基により多くの企業の海外進出を支援するために、2023年に株式会社グロスペリティを設立。