2023年09月01日
アメリカ市場におけるB2C販売商流構築の実現
越境EC事業の立ち上げ・運用
背景
アメリカ現地では既に複数の日系スーパーや日本製品を取り扱う現地ECも存在するものの、まだまだ取扱いのない商品や、現地では取り扱いがなされないシーズン品などもも多数存在していることから、ニッチだがそういった商品に対するニーズが存在することを確認した。このニーズを満たす解決先の1つとして、自社ECにてB2C販売を行うことに。
取組内容
アメリカ市場の中でも、まずは特にMade in Japan品への興味度の高いアジア人(中でも台湾人や香港人メイン)をターゲットに、販売活動を実施。商材は、季節商品はローカル品等の、魅力的だがニッチな商品を中心に、食品や日用品などを取り扱い。具体的な取り組み内容としては、以下の通り。
(取組内容詳細)
・越境ECサイト(Shopify)の構築
・ネイティブ人材によるコンテンツ作成(越境EC、SNS投稿コンテンツなど)
・SNSマーケティング(Instagram、Facebook)
・国籍に応じた独自の集客ルートの活用(例:台湾人向け、Facebookグループの活用)
・クーポンやシーズンキャンペーンの企画
・現地語でのカスタマーサポート
成果
開始半年程度で、月平均50-100件程度の販売を達成。自社ECに掲載することで、クイックに市場との相性も確認できることから、お客様のテストマーケティングの場の1つとしても活用している。
今後に向けて
今後は、現地アジア人のみならず、アメリカ人向けにも販路を拡大していく。そのためにEC・SNS・取扱商品あたりの更新を図る。
また2024年からは、現地倉庫パートナーとタッグを組み、アメリカ現地に在庫を抱え、現地の販売規模をより大きくしていくことを計画している。